IT業界は、極めて変化が大きい世界です。
10年後どころか、5年後の姿を予測するのも難しいほどに変化が大きく、先のことを見通すのは困難です。2008年、日本でSNSのTwitterのサービスがスタートし、10年後には日本人に欠かせないものになったように、今後登場するサービスや技術が、日常生活を大きく変えてしまう可能性も十分にあります。そのため、IT業界で仕事を行うエンジニアは、新技術や新サービスについてのアンテナを常に張らないといけません。時代の流れに対応するため、スキルアップなどの勉強に取り組まないといけない、厳しい仕事でもあります。
IT業界の変化のスピードに苦労させられることも多いものの、一方でエンジニアがやりがいを感じられる仕事なのは確かです。
良質のシステム、プログラムを作り上げ、クライアントや消費者の方から感謝されるというのは、エンジニアの定番のやりがいです。よい商品を作り上げて感謝されるというのは、多くの職業で見られる定番のやりがいですが、エンジニアの場合は、上手にプログラミングを行えたという達成感もプラスされます。プログラミングなどのスキルを活かし、厳しい仕様を実現できた際に感じられるやりがいはひとしおです。
IT業界では、チームでプロジェクトに取り組むケースが多く、チーム全体でやりがいを共有できる点も見逃せません。
変化を意識しながら仕事を進める必要がある、ハードルの高い職業ではあるものの、やりがいは十分にあるので、エンジニアを目指してみるのも手です。